白糸刺しゅう

【作品募集】刺しゅうアートフェスティバル2025

パントン久美子

2025年7月にヒルトン東京(西新宿)にて、福田彩さんと刺しゅうの祭典を開催することになりました。

針と糸を使う刺しゅうであればなんでもOKなので、出展されてみませんか?

参加者多数のためご応募は締め切らせていただきました。(追記)

刺しゅうアートフェスティバル2025は刺しゅうのコンテストのようなものだけど、ライバルを蹴散らして大賞を取るぜ!というような競うことが目的のコンテストではありません。

評価されることで自信になる人もいるし、評価されることでモチベーションが上がる人もいるので、みんなのオリジナル作品を作るモチベーションになればという感じのコンテストです。(伝わるかな?)刺しゅうを楽しむことが一番大切です♡

著作権の問題があるから絶対にオリジナルの作品でないとダメなのですが、オリジナルの刺しゅう作品で規定(材料やサイズとか)をクリアしていたらなんでもOKです。

すごい大作を作らなくてもいいと思う。小さな作品でも素晴らしいものは素晴らしいし、大きくて手間がかかってそうでも、美しくないものものある。ステッチの美しさだけではなく、余白の取り方もあるし、色の使い方もあるし、総合的に素敵な作品を作ってもらえたらと思っています。

詳細はこちらをご覧ください。

9月初旬から私と彩さんで先行募集を始めたのですが、9月末日の時点で参加者は100名を超えました。たくさんの方に興味をもっていただけてすごく嬉しく思っています!

8月半ばに彩さんと蔵前のカフェでランチして「コンテストみたいなことやりたいんだよねー」って彩さんが言って、「じゃあ一緒にやろうよ」って私が言って、今日があります笑

刺しゅうの楽しさ、手仕事の楽しさをもっとたくさんの人に知ってもらいたい、というのが彩さんと私の共通した思いです。

趣味がある人生は楽しいです。刺しゅうの作品を作るのには膨大な時間がかかりますが、完成したときの嬉しさは筆舌に尽くし難いです。刺しゅうを刺す時間も、時には考えごとをしながら、時には気持ちを落ち着かせるために、時には自分との対話の時間になったり。振り返ると制作の時間そのものが楽しいものだったんだって気づきます

刺しゅうや手仕事を楽しむ人が増えるといいな!と心から願いながらこの刺しゅうアートフェスティバル2025を進めています。

アリワークのおおにし先生、リボン刺しゅうの井上ちぐさ先生、白糸刺しゅうの平石秀子先生、スタンプワーク&フランス刺しゅうの三浦名菜先生(50音順)も、特別審査員になってくださいました。

私は白糸刺しゅう一辺倒だから何かイベントをするにも一人だと白糸のことしかできないけど、いろんな技法のいろんな先生、企業の方のご協力を賜りながら刺しゅうフェスを盛り上げていければと思っています!

日本チューコー様、DMC様、日本ヴォーグ社様、文化出版局様にご協賛をいただくことになりました。

絶対に楽しいイベントにするので、ぜひぜひ作品の出展をご検討ください。

ABOUT ME
パントン久美子
パントン久美子
デンマーク在住 白糸刺繍家
2009年スカルス手工芸学校に留学しヘデボを学ぶ。2012年〜2017年まではパリ在住。ルサージュやフランスの白糸刺繍教室で刺繍を学ぶ。2024年7月文化出版局より「whitework ヨーロッパの白糸刺繍技法より」を出版。現在はコペンハーゲン在住。
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